皆様おはこんばんにちは。
モダンホライゾン2がマジックオンラインでリリースされ、昨日から多くの方が新カードが採用したデッキを回しておりますね。
その中でどんなデッキが活躍してるのかな?というのが気になったので、MOリーグで5‐0したデッキで気になったデッキを取り上げてみようと思います。
今回はレガシーフォーマットのデッキの紹介になります。
リーグ5-0デッキ
URデルバー
今回のモダンホライゾン2でクリーチャーに大幅な強化が入ったのがURデルバーです。
新環境1発目5-0!
猿とドラゴンと媒介者が板。強すぎる。🐼#MOパンダ pic.twitter.com/BLb9Mepk16— MOパンダ@レガシー神 (@mopanda_mtg) June 4, 2021
こちらはレガシー巧者のMOパンダさんが使った5‐0リストですが、モダンホライゾン2より《敏捷なこそ泥、ラガバン》、《ドラゴンの怒りの媒介者》、《濁浪の執政》の3種が採用されています。
今まで使われていた《スプライトのドラゴン》や《若き紅蓮術師》は不採用で、デルバー以外のクリーチャーが完全にモダンホライゾン2のカードとなっています。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》は公開時から『これヤバくね?』と言われていましたが実際にマナを増やしつつアドを稼ぐという動きが強烈で、除去れなかったらそれだけで趨勢が変わる1枚です。
アドを取れるのも勿論便利ですし、デルバーは《目くらまし》や《不毛の大地》の都合で場にある土地が少ない時が多いので、宝物トークンを出すのもデッキに非常に噛み合っています。
いざという時は疾駆でも使えるので、最後のライフの詰めやソーサリー除去を避けて殴るなどの運用ができるのも大きいですね!
今後ですが、ミラーでこのカードを相手した時の事を考えて《二股の稲妻》の様な火力の採用が増えるやもしれません。
《ドラゴン怒りの媒介者》もまた強力なカードで、昂揚を満たせば攻撃強制とはいえ3/3飛行と、変身後のデルバーを上回るスペックの持ち主となります。
一度条件を満たせばデルバーと違い後続も3/3で出てくるというのが大きいですね。
クリーチャー以外の呪文を唱えた時の諜報1が非常に便利で、ドローの向上に寄与したりフェッチを切らずとも《渦まく知識》で積んだ不要牌を処理したりする事ができます。
加えて墓地を肥やすので、後述する《濁浪の執政》との相性も素晴らしいです。
またタフ3なので、《火と氷の剣》の効果で焼かれる事が無いのもかなりのポイントだったりします。
今後はラガバンと一緒にURデルバーの1マナ域を支える1枚になりそうですね…!
そして最後に強烈なフィニッシャーである《濁浪の執政》。
能力の事を考えると墓地にインスタントやソーサリーが沢山ある時に唱えたいですが、《ドラゴン怒りの媒介者》の諜報のおかげで安定してでかいサイズで出てきます。
8/8で出てくるのも少なくなく、そうなった場合2パン+稲妻で19点なので相手がフェッチを切っていたらそれだけでライフを削り切れます。
《紅蓮破》や《剣を鍬に》で一応除去はできますが、逆にそれ以外での対処がかなりし辛いので同型戦では極力《紅蓮破》を温存しておきたい所です。
エルフ
ゴブリン・マーフォークと並ぶレガシーの部族デッキであるエルフ。
このデッキもモダホラ2のカードで強化されております。
新環境初陣5-0だー!!
赤黒リアニ(ゆらいさん)○×○
赤黒リアニ ×○○
青白石鍛冶 ○○
青白コン ○×○
ドレッジ ×○○
サージカルでも力線でもダメなパターン多くて忍耐がマジで強かった
3枚目は評決2枚の上からグリスト一枚で捲って勝ったシーン pic.twitter.com/LBDbir4bS1— つから (@tukaraaaa) June 4, 2021
こちらはリーグ5‐0をしたつからさんのリスト。
新たに採用されたカードは《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》、《忍耐》、《飢餓の潮流、グリスト》の3種。
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》は《クウィリーオン・レインジャー》と合わせる事で、森となった《ガイアの揺籃の地》を手札に戻して出し直し、更にマナを出す事ができます。
《忍耐》はピッチで唱える事は勿論、エルフでは2ターン目に素出し可能な優秀な墓地対策。
一度墓地を綺麗にして相手がまた墓地を肥やしている間に、他のエルフ達と一緒にビートして殴り切る事もできます。
ソーサリータイミングにはなりますが、《緑の太陽の頂点》でサーチできるのもありがたい所です。
墓地対策には他に《漁る軟泥》も採用されていますが、《忍耐》と《漁る軟泥》ではお互い長所が違うので、今後は《漁る軟泥》と仲良く墓地対策の定番になってくれそうです。
《飢餓の潮流、グリスト》は盤面に干渉でき、コントロール相手に非常に強い1枚。
全除去で盤面が一掃されてもまた昆虫トークンを生成して戦線を維持する事ができます。
このリストではピン差しですが、常在型能力のお陰で《緑の太陽の頂点》で持ってこれるのでかなり出しやすいです。
やはり場にいる時以外はクリーチャーというのは非常に恩恵を受けやすいですね…!
白単カウブレード
今回5-0を取ったリストの中で個人的に変わり種だと思ったのはこの白単カウブレードです。
RETURN OF THE SQUAWK 🦅🦅🦅🦅 pic.twitter.com/lkEBz0Lk3y
— ☁️🍜 John Ryan Hamilton 🦊💣 (@xJCloud) June 3, 2021
こちらが5‐0をしたJohn Ryan Hamiltonさんのリスト。
パッと見デスタクっぽく感じますが、デスタクと比較してヘイトベアーが少ない分攻めっ気がマシマシのデッキとなっています。
目を引くのが《戦隊の鷹》が4積みされている事。
《戦隊の鷹》の効果でライブラリーから他の鷹を手札に加え、その鷹を《美徳の力》や《孤独》のコストにするというシナジーが搭載されています。
石鍛冶からサーチする装備品は《カルドラの完成体》が採用され、《殴打頭蓋》はサイドに。
このデッキは攻めっ気マシマシなので、確かに《カルドラの完成体》の方がよりデッキのコンセプトに沿っていそうですね。
相手の場に《タルモゴイフ》や《濁浪の執政》が居ようが攻撃できるのはとても魅力的です!
他に採用されているモダンホライゾン2のカードには《エスパーの歩哨》が。
相手がクリーチャー以外の呪文を初めて唱えた際にマナを払わないと1枚ドローできるのは相手にすると中々に面倒な能力。
《スレイベンの守護者、サリア》との相性は良好で、相手は最初の呪文で最低でも2マナ多く支払わないと1ドローを許してしまいます。
自身のパワーが上がれば要求するマナも増える為、装備品との相性もグッド。
今後デスタク等のデッキにも採用される可能性がありそうです。
以上、MOリーグで5‐0した中で気になったデッキ紹介でした。
この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。
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