「This Week in Legacy」から考える今のレガシー環境

MTG

皆様おはこんばんにちは。

今日久々に仕事でお客様向けのプレゼンをしたのですが、豆腐メンタル故に喋る前からボロボロでした(白目

大きな大会でもそうですが、ちっとやそっとでは動じない強靭なメンタルが欲しいですね。。。

 

 

さて、昨日MTG GOLD FISHより今週の「This Week in Legacy」の記事が公開されました。

This Week in Legacy: The Delver Conundrum
Joe Dyer dives into the conundrum surrounding Delver in the wake of Modern Horizons 2!

 

今回はこの記事を読んで、今のレガシー環境に関して自分が思った事を簡単に書いていきたいと思います。

今のレガシー環境で思った事

上位を狙うならURデルバーに勝てる事がマスト

今回のモダンホライゾン2でURデルバーが大幅強化されたのは皆様ご存知の事かと思います。

 

《敏捷なこそ泥、ラガバン》《ドラゴンの怒りの媒介者》《濁浪の執政》という優秀なクリーチャーが採用され、他の色を足さなくてもURだけでクロックを確保できるようになりました。

《スプライトのドラゴン》《若き紅蓮術師》が採用されず、「デルバーの中で一番弱いクリーチャーってデルバーじゃね?」とまことしやかに囁かれた時には「ほんにURの強化やべぇですわ…」となりましたね。。。

 

これによりURデルバーがトップメタとして降臨した訳ですが、こうなると環境を勝ち抜く場合、「URデルバーを握る」「URデルバーに勝つデッキを握る」の二択になります。

そしてレガチャレでは後者の「URデルバーに勝つデッキ」が結果を出しています。

 

その筆頭が『バントコントロール』。

モダホラ2からの新戦力として《忍耐》《虹色の終焉》を採用し、更には《花の絨毯》をメインから採用しているものもあります。

《花の絨毯》はメインで刺さらない相手には《忍耐》のコストに当てる事もできますし、絨毯から赤か黒マナを出して《虹色の終焉》を収斂4以上でキャストしたりと、モダホラ組と非常に相性が良い一枚です。

6/12のレガチャレで優勝したリストでは《終末》の代わりに《仕組まれた爆薬》を採用しており、よりデルバーへのガードを上げた形となってますね。

 

また『GWデプス』もデルバー対策の《忍耐》《剣を鍬に》を無理なく搭載できる為、非常に立ち位置が良いデッキだと考えています。

 

他にも『ホガーク』『エルフ』など、URデルバーと戦えるデッキが安定して勝っており、今まで以上にデルバーに勝てる構築にする事が重要だと実感しますね。。。

個人的に緑軸で《忍耐》を無理なく採用できるデッキがベターな選択なのかな?と思っています。

 

因みに最初のレガチャレではURデルバーを狩った《親和》が優勝しましたが、その後サイド後からデルバーからは《溶融》《破壊放題》、緑のデッキからは《活性の力》《無垢への回帰》を積まれて一気に数を減らしました。

やはりファクト系デッキは目を付けられると厳しいですね…

 

 

墓地利用コンボの肩身が狭い

 

上記の流れによりURデルバー、次いでバントコンが環境を定義する存在となっている訳ですが、そうなると一番誰が割りを食うのかと、個人的にはリアニ等の墓地利用コンボになると思っています。

 

デルバー相手がきついのは勿論ですが、バントコン等緑絡みのデッキがメインから《忍耐》を入れているせいでコントロール相手もメインを落とす率が増えてきているというのが中々に深刻です。

 

レガチャレを見た限り『ホガーク』の様な「墓地を利用するけどデルバーに強く出られるデッキ」『実物提示教育』の様な「コンボだけど《忍耐》を気にしないデッキ」はトップ32に一定数残っていますが、両方に引っかかるデッキはほとんど残っておりません。

今後メタゲームが移り変わればもう少し墓地利用コンボも息しやすくなるのですが、当面の間はかなり厳しい戦いを強いられる事になりそうです。

 

 

《虚空の杯》を使用するデッキにも向かい風

 

しかしURデルバーの使用者が多い環境なので、《虚空の杯》を使ったデッキが増えそうかな?と思ったのですが、レガチャレを見た限りではそこまで数が見られませんでした。(6/12のレガチャレでは赤単プリズンがトップ4に残っていましたが。。。)

 

これに関してはURデルバーが親和対策としてしっかり置物対策を用意してるというのもありそうですが、他にも白絡みのデッキが《虹色の終焉》を採用しているのでメインから対処されてしまうというのも大きそうです。

《虹色の終焉》は任意のマナ域で唱えられる為、チャリスでどんな数字を指定しても追放されてしまうのがチャリス使いにとってほんに厳しいですね。

 

※因みにチャリスではないですが、《霊気の薬瓶》もメインから1マナで飛ばされてしまう為、薬瓶を使うデッキにとっても《虹色の終焉》は相当きつい存在です。。。

 

また白以外でも打消し絶対許さないマンこと《アロサウルス飼い》を有するエルフがかなりいる為、メタゲーム上かなりの苦戦を強いられる事になりそうです。(しかしこう見ると今のエルフって凄い器用ですね…)

上記の事を踏まえると、今の環境は《虚空の杯》を使うデッキにとっても向かい風な状況と言えそうです。

 

 

 

以上、今のレガシー環境に関して自分が思った事でした。

改めてデルバーと緑絡みのデッキが環境上強いな~と実感しますね。

今後のカード実装や禁止改定で環境が変わる可能性は重々にありますが、当面はこの環境が続きそうです。とりあえず自分はマーベリックを組んでみようかしら…?

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。

 

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