皆様おはこんばんにちは、たれ太です。
先日家庭のイベントとか会社の予定とかをカレンダーに入れていったら、2月まで忙しくなる事が判明しました。ドウシテコウナッタ。
今回の記事ですが、今のスタンダードのイニストラードのエキスパンション(真夜中の狩り& 真紅の契り)にて、お買い得に感じる神話レアをピックアップしようという内容です。
最近のカードの価格の話をすると、『真紅の契り』では小島文美さんの描かれた《不笑のソリン》Foilが10万近くというとんでもない価格になっていることは皆さんご存知かと思います。
ただその一方でまだ紙での発売から1ヶ月も経っていないのに、大半の神話レアは安くなっているという事実。
上記のソリンFoilのために多くの人がパックを剥いているのもあるかもしれませんが、それ以上に今のスタンのトップメタに採用されているカードが少ないのが大きな要因な気がしますね。。。
しかし逆を言えば、新セットやスタンローテ、(あまり起きては欲しくないですが)禁止改定などにより今後芽を出す可能性もあるということ。
という事で個人的に「今後芽が出るかも…?」と思っているカードを紹介致します。
『今めっちゃ値下がってて気になる』神話レア
月の帳の執政/Moonveil Regent
『真夜中の狩り』出身の、4マナ4/4飛行の神話ドラゴン。
自分が呪文を唱えるたびに手札を捨てることができ、そうした場合唱えた呪文の色1色につき1枚のカードを引くことができます。
手札を捨てるかどうかは任意ですし、また呪文を唱えた時に手札が0枚ならデメリットなしで引くことができるので、思っていた以上にかなり柔軟に運用することができます。
また、このカードの死亡時にいずれか1つの対象に、自分がコントロールしているパーマネントの中の色の種類数に等しい値のダメージを与える能力も持ちます。
場がこのカードと土地だけだと何のダメージも与えられませんが、逆に多色パーマネントがあれば大きめのダメージを与えることができます。本体にもダメージを飛ばせるのも良いですよね。
自身のスペックも4マナ4/4飛行と優秀であり、ティムール宝物などスタンでの採用実績もあります。
しかしながら『真紅の契り』以降の環境ではトップメタのデッキに入っていないこともあり、現在価格が下がっています。
とはいえ上述の通りスペックは高いカードなので、今後スタンローテや多色押しのセットが出た際に一気に採用率が上がる可能性があります。
イラストも人気があるので、欲しい方は使用率が低い今の内に買っておくのが良さそうです。
墓所の照光者/Cemetery Illuminator
『真紅の契り』で登場した、墓所サイクルの青担当。
戦場に出た時 or 攻撃時に墓地のカードを1枚追放し、ライブラリーの一番上のカードが追放したカードと同じカードタイプだったなら、1ターンに1回だけライブラリートップの呪文を唱えることができます。
見た感じ恒常的にアドを稼げそうですが、唱えるカードは追放するカードと同じカードタイプでないといけないので、案外唱えられないという状況があります。
ただそうは言っても最低限ライブラリーの一番上を確認できるので、次のターンのプランを考えられるのは便利。
またメインから入れられる墓地対策としても運用することができます。飛行持ちなので攻撃を通しやすいのも良いですね。
こう書くと中々に便利そうなクリーチャーなのですが、環境のトップメタには入る枠がなく、こちらも現在値下がり中です。
そのため当面の間はそこまで活躍どころはないかもしれませんが、個人的にプラス要因だと思っているのは次のセットが『神河:輝ける世界』であること。
前の神河から2,000年後の神河がどうなっているのかは不明ですが、前の神河ブロックではなんと169体ものスピリットが登場していたので、部族シナジーを期待できる余地があります。
ここで構築級のスピリットが出て、スピリットデッキがメタに食い込めれば間違いなく日の目を浴びるので、その可能性に期待したい1枚です(なお神河の神の種族がスピリットからゴッドになっていたらこの限りではない模様)。
見捨てられし者の王/Lord of the Forsaken
『真夜中の狩り』で登場した6マナ6/6 飛行・トランプルの神話デーモン。
黒マナとクリーチャーをサクることでプレイヤーのライブラリーを3枚削る能力と、1点ライフロスで無色マナを生み出す能力を持ちます。
まずライブラリーを削る能力ですが、クリーチャーをサクれることでサクリ台としての使用が可能。
ただ一緒に黒マナを要求されるのがネックな所。サクリ台においてマナが必要なのと必要でないのでは悪用度合いが雲泥の差です。
もうひとつの1点ライフロスで無色マナを生み出す能力もパッと見《チャネル》を彷彿とさせる効果ですが、このマナが使えるのは自分の墓地の呪文を唱える時のみ。
なのでスタンダードでは上手く扱えるデッキが少なく、そういった理由から今では50円前後で買えます。このカード自身が見捨てられてるやも…
正味私もスタンダードでは運用が厳しいかなー…と思っておりまして、このカードの主戦場はやはりEDHだと思っています。
サクリ能力もかなり悪さできますし、ライフ40かつ墓地から唱えられるカードが沢山あるEDHならマナ生成能力も輝きます。
特に《悪夢の達人、チェイナー》の様な墓地からカードを唱えられる統率者との相性は良好。
EDHなら1枚で済みますし、価格があまりにも安いので統率者をプレイされている方は抑えておいて損はない1枚だと思います。
『ちょっと様子を見たい』神話レア
レンと七番/Wrenn and Seven
現状お買い得かどうかは悩ましいのですが、経過を見ていきたいカードとして《レンと七番》があります。
前環境では《エシカの戦車》に−3能力で出したトークンを乗せて、更に増やすというプレイング(通称『植樹作業』)によって一時期はメタの一角に食い込みました(私もお世話になりました)。
ただ現環境はバウンスや追放が多く、またしろたん白単相手には《スレイベンの守護者、サリア》や《傑士の神、レーデイン》によって猫戦車とレン七のマナコストが仲良く重くなることから、最近では採用するデッキや採用枚数が減ってしまいました(今の環境だと緑単が1〜2枚採用)。
それもあって現在は一時期の4000円から2000円以下まで落ち着きました。
しかしながら強いPWであるのは事実なので、環境の変遷次第ではまたトップメタに4積みされるという可能性も高いです。
今後価格が大きく変動する可能性もあるので、じっくりと経過を眺めて買い時を見極めたいと思います。
以上『今めっちゃ値下がってて気になる神話レア』に関してでした。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。
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