【スタンダード】スゥルタイ氷雪デッキ調整録【その2】

MTG

皆様おはこんばんにちは。

毎年1月の終わりが来ると、もう1年の1/12が経過したんやな…と感じてしまいます。

年を重ねる毎に1月の終わりが早く感じてしまいますね…

 

さて、昨日は【スタンダード】スゥルタイ氷雪デッキ調整録【その1】で書いた通り氷雪スゥルタイを組んで回してみましたが、色々と課題が見えてきました。具体的には以下の通りです。

《背信の王、ナーフィ》が手札に来た時の処理方法が無い。

・この構成だと《隆盛するスピリット》が思った以上に働かない。

《ゼイゴスのトライオーム》がとんでもなく弱い

・グルールアドベンチャー相手がとんでもなくしんどい

 

これらの課題を解決するために深夜2時まで構想を練って、お昼までデッキを回して調整を重ねて以下の様になりました。

 

作成デッキ:氷雪スゥルタイ2号

土地(26)
2《森林の地割れ/Woodland Chasm》
2《氷のトンネル/Ice Tunnel》
1《霧氷林の滝/Rimewood Falls》
7《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
6《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
3《不詳の安息地/Faceless Haven》
4《寓話の小道/Fabled Passage》

クリーチャー(20)
4《隆盛するスピリット/Ascendant Spirit》
4《霜の占い師/Frost Augur》
3《雪崩呼び/Avalanche Caller》
4《冬の神、ヨーン/Jorn, God of Winter》
4《アルダガルドのスピリット/Spirit of the Aldergard》
1《氷砕きのクラーケン/Icebreaker Kraken》

ソーサリー(7)
4《吹雪の乱闘/Blizzard Brawl》
3《耕作/Cultivate》


エンチャント(7)
4《怪物縛り/Bind the Monster》
3《グレートヘンジ/The Great Henge》

サイドボード(15)
3《鎖巣網のアラクニル/Chainweb Aracnir》
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2《萎れ/Wilt》
1《秘密を知るもの、トスキ/Toski, Bearer of Secrets》
2《否認/Negate》
3《神秘の論争/Mystical Dispute》
2《風化したルーン石/Weathered Runestone》

 

…全然違うデッキになってますね?

 

いや、最初は普通に青黒t緑の形で考えていたのですが、以下の箇所がどうしてもクリアできませんでした。

・スゥルタイカラーで《背信の王、ナーフィ》のディスカード手段としてしっくりくるカードが無かった。

《ぬかるみのトリトン》《ティマレット、死者を呼び出す》といったカードが《霜の占い師》で手札に加えられないのが想像以上に痛い。ついでに除去も手札に加えられないのも痛い。

・ラクドスクロクサ程ではないとはいえ、サイド後の墓地対策がしんどい。

 

これらの事から「ゾンビ要素足すならラクドスクロクサの方が強くね???」と思ってしまったので、ブレイクスルーがあるまでこの路線でデッキを回すのを諦める事にしました。

 

その次に考えたのは《彫像の伝承》《雪上の血痕》を採用した青黒氷雪コンです。

結構強そうだったのですが、問題として《霧氷杖、カルドリング》で釣るカードがほとんど無さそうで、1番使いたいカードが抜けそうなカード筆頭となってしまう事からこちらも諦める事にしました。

 

そんなこんなで悩んだ結果、行き着いたのが先程のレシピの通りの青緑t黒のレシピでした。

 

緑を濃くした事による一番の利点は《アルダガルドのスピリット》を採用できた事です。

氷雪パーマネントの多いこのデッキでは高パワーになりやすく、後半ではパワー10を越える事もザラにあります。

 

また氷雪土地をサーチできる能力も優秀で、この効果で《不詳の安息地》をサーチして後続のクロックを用意することもできます。

 

除去枠としては《吹雪の乱闘》《怪物縛り》を採用。

《吹雪の乱闘》《霜の占い師》で手札に加えられる貴重な除去で、このデッキでは破壊不能の付与と+1/+0の修正の条件もすぐに達成する事ができます。

《雪崩呼び》でクリーチャー化した土地や《不詳の安息地》はパワーが4なので、相手の《恋煩いの野獣》《空を放浪するもの、ヨーリオン》といったタフ5を一方的に討ち取る事ができるのはかなり大きいです。

 

《怪物縛り》はエンチャント時にタップしたクリーチャーのパワー分のダメージを受けてしまうというデメリットがありますが、1マナの疑似除去はやはり破格。

特にディミーアローグの様なリアニ手段が豊富なデッキでは、普通の除去よりも有効に働く事もあります。

 

またサイドには対コントロール用に《秘密を知るもの、トスキ》をお試し採用。

4マナと重めではありますが、対処されづらいアド稼ぎとしてコントロール相手に活躍してくれると考えて投入してみました。

 

という事でこんな構成で改めてランクマに潜り込んで、昨日と同じく8戦程やってみました。

 

ランクマッチ結果

1戦目:ディミーアローグ(ザレス=サン型) ××
2戦目:赤単 〇〇
3戦目:ジャンドドラゴン ××
4戦目:ディミーアローグ(ルールス型) 〇〇
5戦目:ナヤアドベンチャー 〇〇
6戦目:青黒ヨーリオン ×〇〇
7戦目:アブザンヨーリオン ×〇〇
8戦目:ディミーアローグ(ルールス型) ×〇×

 

おお、勝率が上がった!

 

と、いう事で昨日8戦3勝だったのが8戦5勝まで上がりました。

勿論対戦相手が違うので一概には言えませんが、回していた時の感じとしては明らかに前回のデッキより強かったです。

今回はディミーアローグと多く当たり3戦1勝2敗といった感じでしたが、負けた試合も箸にも棒にも掛からないといった事はなくかなりギリギリな熱戦だったので、相当良い感じにブラッシュアップしていけたのではないかと思っています。

 

良かった点

・土地を並べやすくなった事とヨーンを出しやすくなった事から、前回あまり機能しなかった《隆盛するスピリット》が能力を起動できるようになりました。今回は天使になって空からドツいて勝つというシーンが結構見られて良かったです。

《アルダガルドのスピリット》がハードパンチャーとして非常に強力。一度でもターンが返ると一発で致命的なダメージを叩き込んでそのまま勝つ事もザラでした。

《秘密を知るもの、トスキ》はやはりコントロール相手に優秀。出した後に《霜の占い師》《雪崩呼び》といった小粒クリーチャーで攻撃して、手札を増やす動きは相当強かったです。

・引き続き《雪崩呼び》《不詳の安息地》はマナフラ時の強い味方。前回よりも土地が伸びやすくなったので、更に強くなりました。

・マナベースに関してはかなり改善。タップイン土地が以前より少なくなった事で序盤もスムーズに動けるようになりました。

気になった点

《耕作》の枠がちょっとふわふわしている箇所。弱くはないですがより強いカードがあれば変えたいなと感じました。

・同じくサイドボードもまだしっかりしていない。《風化したルーン石》等サイドインしなかったカードもあるので、練り直す事が必要。

 

 

以上カルドハイムリリース環境2日目のデッキ調整録となります。

同じ氷雪軸でありながら昨日のデッキとかなり雰囲気が変わりましたが、かなり良い感触を得る事ができました。

また明日以降も気になった点を更にブラッシュアップして、最終的には勝率6割をキープできるくらいの完成度に高めていければ良いな…と思います。

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。

 

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