皆様おはこんばんにちは。
最近仕事がテレワークになったのですが、その影響で出不精が加速しております。
さて、2月5日に発売される新セット『カルドハイム』に関して、現在ウィザーズ公式よりカードギャラリーが公開されています。

本記事では現在公開されたカードの中から個人的に気になっているカードを都度紹介していきます。今回は第4弾となります。
[シュタルンハイムの解放]
4マナで飛行と警戒を持つ4/4の天使トークンを出せるソーサリー。
これだけで《セラの天使》よりマナレシオが優秀なのですが、このカードのメインは予顕で唱える時。
予顕していれば3マナで1体、5マナで2体、7マナまで払えば3体の天使トークンを出す事ができます。
天使トークンを出すカードとしてはスタンでは《エメリアの呼び声》があり、《エメリアの呼び声》が土地としても運用できる柔軟性があるのに対し、こちらは天使トークンを沢山出す事が可能です。
個人的にはスタンダードのコントロール系デッキにフィニッシャーとして是非とも採用したい1枚です。
[雪崩呼び]
自身は2マナ1/3と普通のスペックのクリーチャーですが、2マナで自分の氷雪土地を4/4の呪禁速攻クリーチャーにする事ができます。
氷雪オンリーとはいえ2マナで土地を4/4クリーチャーにできるのは破格で、呪禁も持ってるため相手の単体除去を気にせずに済みます。
また自身のタップが必要ない為1ターンに何度も使う事も可能。正直レアでもおかしくない性能だと思ってます。
自身もクリーチャー化する土地も氷雪なので、《冬の神、ヨーン/霧氷杖、カルドリング》との相性が良いのもポイントが高いです。
[神秘の反射]
伝説でないクリーチャーを1体対象として、このターン中次に出すクリーチャーかプレインズウォーカー1体以上が対象としたクリーチャーのコピーとして出るカードです。
コピーを出すカードは数多くありますが、このカードは次に出すクリーチャーがトークンの場合でも選んだクリーチャーのコピーとして出る事や、複数体をコピーとして出せるという事でめっちゃ悪さをしそうです。
既にTwitterではFrank Karsten氏より《波使い》との組み合わせが考案されています。
This gets out of hand quickly. 🌊📈🎉 #MTGKaldheim pic.twitter.com/qXCyDxS2Ic
— Frank Karsten (@karsten_frank) January 14, 2021
《波使い》を出して、能力誘発にスタックして《波使い》を対象にこのカードを撃つと、出てくるエレメンタルが全部《波使い》のコピーとして出ます。
※例として《波使い》を出した時に信心5の場合、《波使い》のコピーが5体出て、それぞれのエレメンタル生成能力が誘発して50体のエレメンタルトークンが出ます。何それ怖い。
[燃えルーンの悪魔]
場に出た時にライブラリーから好きなカードを探してくる親切な神話デーモン。
似た効果を持つ親切なデーモンに《ルーン傷の悪魔》が居ますが、《ルーン傷の悪魔》が1枚手札に加えるのに対し、このカードは異なる2枚のカードを探して片方を手札、片方を墓地に置きます。
手札に加えるのを選ぶのは対戦相手ですが、大体この手のカードは選択肢があって無い様な物。
個人的に1番輝くと思っている環境はEDHで、《悪夢の達人、チェイナー》の様な統率者に採用されそうです。
[ファーヤの報復]
4マナの英雄譚で、それぞれの章で以下の効果を誘発します。
第2章:あなたの天使はこのターン中「自身をタップすると自身よりパワーの小さいクリーチャー1体を破壊する」の能力を持つ
第3章:あなたの天使はこのターン中二段攻撃を持つ
第1章の天使トークン生成だけでもう強いのですが、第2章で間接的に相手の盤面に触る事ができ、第3章で全ての天使に二段攻撃を付与するという大盤振る舞いな効果を持っています。
上述した《シュタルンハイムの解放》との相性も良く、《シュタルンハイムの解放》で出したトークンとこのカードの第3章が合わさればそのままゲームエンドに持ち込む事も可能です。
しかし今回のセット、トークンとはいえ4マナで《セラの天使》相応のスペックの天使を出せるカードが多いのは凄いですわ…
[ブレタガルドをかけた戦い]
3マナの英雄譚で、第1章と第2章でトークン生成、第3章で名前の違うトークンのコピーを1体ずつ生成します。
生成されるトークンは弱めですが、第3章のトークンのコピー生成は3マナとしては強力。
カルドハイムはトークンを生成するカードが多いので、リリース後はこれを採用したトークンデッキを試してみたいです。
他の氷雪クリーチャーとゾンビクリーチャーに+1/+1修正を与えるロード。
5マナでこの性能なら普通なのですが、特筆すべきは氷雪3マナで墓地から場に出す事ができること。(何故素出しよりマナが軽いのか、コレガワカラナイ)
氷雪デッキなら何度除去しても戻ってきますし、能動的に墓地に送る手段を用意すれば構築で活躍してくれそうです。
[風化したルーン石]
《墓掘りの檻》を彷彿とさせる墓地対策。
墓掘りの檻と違い、墓地や戦場に出られないパーマネントの種類が「クリーチャー」から「土地以外のパーマネント」となっています。
その為《アカデミーの学長》や《競技場の首長》といった、ライブラリーからエンチャントやプレインズウォーカーを出すカードや、《弱者の剣》といった墓地から戻ってくるアーティファクトを止める事ができます。
一方で土地であれば他のカードタイプが付いていても出せるので、《墓掘りの檻》だとサーチできなかった《ドライアドの東屋》は出されてしまいます。
《墓掘りの檻》より1マナ重いのは無視できない箇所ですが、《虚空の杯》を使うデッキならむしろ2マナの方が都合が良いので、採用される可能性がありそうです。
以上、今気になっているカルドハイムのカードになります。
この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。
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