皆様おはこんばんにちは。
昨日の夜にモダンホライゾン2のフルスポが公開されましたね。
かなり強いカードが多いですが、皆様欲しいカードはありましたでしょうか?
私はとりあえず《忍耐》と《カルドラの完成体》を早々に予約しました。
強いカードが多いモダホラ2の中で、この2種は特に使ってみたかったので「買える内に買っておこう…!」と思いすぐに行動してしまったという。
もし発売されて直ぐに3桁まで価格が下がったら、私を桜の木の下にでも埋めておいてください(遺言
さて、その一方で一部既存のカードもモダホラ2等の影響を受けて大きく価格が変動しました。
本記事はそういった現在価格が上昇しているカードを紹介する記事になります。
最近価格が上昇したカード
正気の削り落し/Sanity Grinding
自分のライブラリーの上10枚を公開し、その10枚の青マナシンボルの数だけ相手のライブラリーを削るという変わった呪文です。
削る枚数が安定しない事と、切削する枚数が10枚以下だと《不可視の一瞥》より効率が悪い事からライブラリーアウトデッキでもそこまで見ないカードでした。
しかしこの《正気の削り落し》ですが、最近価格が上昇しました。
上がった理由はモダンホライゾン2で収録された《正気破砕》。
こちらも14枚切削するライブラリーアウト向けのカードで、マナコストは青のトリシン3マナ。
マナシンボルが濃い事からこの《正気の削り落し》も注目を受け、価格上昇を受けた形になります。
またイーブンタイドが当時のリーマンショックの不景気と相まってパックの開封率がそこまで高くないとの事で、そこも価格の上昇を後押しした可能性もあります。
ただ個人的にライブラリーアウトデッキで《正気破砕》に加えてこのカードを入れるスロットがあるのかな?というのがちょっと気になる所。
今後のライブラリーアウトデッキの構築次第ですが、またしばらくしたら価格が落ち着きそうな気もする1枚です。
瞬間の味わい/Savor the Moment
3マナで軽さで追加ターンを得られる破格の呪文ですが、代わりに追加ターンはアンタップステップをすっ飛ばすというデメリットがあります。
このアンタップステップをすっ飛ばすというのが非常に使いづらく、土地もクリーチャーも起きない為追加ターン呪文の中では非常に構築を考える1枚となってます。
そんな癖のある《瞬間の味わい》も、ストリクスヘイヴンで相方を見つけた事により価格が上昇しました。
ストリクスヘイヴンで得た相方は《ヴェロマカス・ロアホールド》。
攻撃時にライブラリー上7枚に《瞬間の味わい》があれば追加ターンを獲得できますし、加えて警戒を持っているので、《瞬間の味わい》の追加ターンでも攻撃できるのが非常に噛み合っています。
この二種を軸にしたデッキ『ドラゴンワープ』がモダンで発案され、MOリーグでも5-0の成績を出しています。
錯乱した隠遁者/Deranged Hermit
戦場に出たとき、緑の1/1のリストークンを4体生成するエコー持ちクリーチャー。
かつて『リス対立』や『アングリーハーミット』等で活躍していたのでご存知の方も多いと思います。
元々再録禁止という事もあり海外では既に50ドル程まで上がっておりましたが、モダンホライゾン2で《リスの将軍、サワギバ》等の新たなリスが登場した事で更に価格が上昇、100ドルを突破しました。
海外ではリス人気が高い為、再録禁止も相まって当面はこの価格は維持する事になりそうです。
Acid Rain
全ての森を破壊する、マジック黎明期に刷られたソーサリー。
このカードも再録禁止という事で近年価格が上昇していたのですが、モダンホライゾン2での情報を機に一気に高騰しました。
こちらが上がった要因は《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》。
ヤヴィマヤを置けば全ての土地が森になる為、《Acid Rain》が実質《ハルマゲドン》となります。
実用性は怪しい所ですが、統率者で青緑で土地破壊ができるとなると一考の余地はあるのやも…?
因みに似た様な理由(ヤヴィマヤで森にしてクリーチャー全員に森渡り付与)で《hidden Path》も値上がっていたりします。
再録禁止は何かしらシナジーが生まれると一気に上がるのが怖いですね。。。
以上、現在価格が上昇しているカードの紹介になります。
この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。
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