皆様おはこんばんにちは。
先週の金曜からオンラインで『イニストラード:真夜中の狩り』がリリースされ、スタンダードのローテーションが行われましたね!
大量のパワーカードが存在していたエルドレインを筆頭に、クロクサや脱出持ちが存在したテーロス、ウィノータと根本原理というコンボデッキを生み出したイコリア、ウギンや《耕作》、《盗賊ギルドの処罰者》等優秀なカードが居た基本セット2021がまとめて退場した事により、スタンダードは大きく変貌しました。
個人的に特に影響がでかいなと思っているのは土地基盤で、トライオームや《寓話の小道》、占術ランドが落ちた事で対抗3色のデッキがかなり組みづらくなりました。《耕作》が落ちたのも大きいですね。
代わりに友好色スローランドが加入したので、友好3色なら比較的デッキを組めそうな印象を受けました。
ですので今後3色デッキを組むなら、久々にエスパーやグリクシスを組むやも…?となるかもしれません。
さて、それでこの環境何を組むかですが、最初ですしオリジナルのデッキを作りたいなと思い、スタンダード2022で使っていたイゼットドラゴン・グルールミッドレンジ・緑単以外のデッキを組む事にしました。
という事で最初に組んでみたのは青黒ゾンビ。
《滅びし者の勇者》は元々気になっていたカードですし、《穢れた敵対者》、《縫込み刃のスカーブ》等優秀なゾンビも加入した為「これはいけるやろ!」と思って組んで回してみました。
その結果…
この青黒ゾンビ、思った以上に線が細い!!
先述したゾンビは優秀だったのですが、今のカードプールで思った以上に入れたいゾンビが居らず、特に3マナ域が不在なのが構築時から悩ましいポイントとなっておりました。
フォーゴトンレルムにも《よろめく怪異》、《ワイト》、《ドラコリッチ、エボンデス》等の良いゾンビが居たのでそれらを絡めて組んでみたのですが、勇者やワイトを火力で捌かれるとクロックが足りず、中盤以降にリソースの差で負けるというパターンが多々発生しました。墓所這いプリーズ
また腐乱持ちのゾンビトークンのデメリットが思ってた以上に大きかったのも一因です(特にブロックできない所)。
一応青黒のパワーカードを入れれば結構戦えそうなラインになりそうでしたが、その場合部族デッキではなくなり、その結果一番使いたかった勇者が抜ける未来が見えかけたので、青黒ゾンビはブレイクスルーがあるまで保存して別のデッキを試してみる事にしました。
次に試してみたのは《シボウタケの若芽》と《柳の霊》の2種を採用したゴルガリカラーの墓地利用デッキです。
《シボウタケの若芽》は最初見た時「もしやデルバーに近い性能があるのでは…?」と感じていて、上手く構築できれば強いカードになると思ったのがきっかけです。
その為これらを採用したデッキを考えてみたのですが…このカラーで軽い墓地肥やしが少ない!
1ターン目に《シボウタケの若芽》を出して2ターン目墓地肥やし、3ターン目に変身…と言うのが理想なのですが、なんと2ターン目の墓地肥やしがゴルガリカラーでは不在。
3ターン目からは《風変わりな農夫》やX=1以上の《歳経た枝指》が墓地を肥やしてくれますが、それでも使用したマナに対して肥える墓地の枚数は少なめという印象。
また相手の3ターン目のアクションに対してこれらのカードを出すのは何分圧が弱く、《シボウタケの若芽》や《柳の霊》が成長する前に盤面を取られるというのがよくある負けパターンでした。
この問題を解決する為に《異世界の凝視》がある青の採用も試してみたのですが、シミックだと除去が欲しく、スゥルタイだと先述した通りの土地事故を引き起こした為、満足いく結果を得られませんでした。
またこれを回していたタイミングで動画投稿主のオーガタ【TCG】さんがyoutubeにてデモンズ・リア二メイトの動画を上げており、その動画を拝見した所「あ、墓地利用ならこっちの方が間違いなく強いですな…」となりこのデッキはお蔵入りとなりました。
そんなこんなで最初の2つは作って即お蔵入りという悲しい結果になりました。やはり自分でデッキを考えるのは難しいですね…
ただ何の成果も得られなかったかと言うとそうでもなく、次の日これらのデッキの反省を踏まえてまた新しいデッキを作成しました。
そちらに関してはまた次の記事にて記載したいと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。
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