皆様おはこんばんにちは。
突然ですが、今日起きたらヒストリックで《時間のねじれ》が禁止されておりました。
先日の大会の結果で赤青軸のデッキが余りにも多かったので、何かしら逝きそうとは思っていましたが、《渦まく知識》ではなくこちらなのはちょっと意外でしたね。
ただ禁止制限告知の文章を見た限り、メタゲームが変わらず赤青中心ですとブレストも仲良く逝きそうですなぁ。。。と思っていたりもします。
さて、という訳で今回は禁止改定のお話…ではなく、記事やツイッターを見ていて私が「あ、これ良いな~」と思ったデッキを紹介する記事になります。
今回はいつも以上に個人の趣味マシマシの記事になっておりますが、「それでも許すん!!」という寛大な心で読んで頂けましたら幸いです。
個人的に「良い!」と思ったデッキ
バントミラクル(レガシー)
まず紹介するのはレガシーのバントミラクルです。
Bant Miracle 4-0
UR delver2-0
Esper Vial2-1
UR delver2-1
Post Eldrazi2-1Prismatic Ending強すぎです pic.twitter.com/XnEawLklni
— ARAPAKO (@arapako) June 9, 2021
紹介するのは@arapakoさんのリストになります。
今のレガシーですが、モダホラ2で大幅強化されたURデルバーを中心に環境が回っており、如何にURデルバーに勝てるかが重要となっています。
このバントミラクルはそのURデルバーに強く、他のデッキとも十分渡り合えるというのが魅力です。
除去は《剣を鍬に》や《終末》等の奇跡デッキ定番の除去に加え、《虹色の終焉》が採用されています。
ソーサリーなのはネックですが幅広いパーマネントに触る事ができ、1マナクリーチャー相手なら白マナだけで対処できるのも大きいです。
そして対デルバー用決戦兵器としてメインから《忍耐》が2枚。サイドも合わせると4枚構成となっています。
変身したデルバーや昂揚した《ドラゴンの怒りの媒介者》を一方的に討ち取れますし、相手の墓地をリセットする事で昂揚達成や《濁浪の執政》の探査のタネを阻止する事も可能です。
またリアニやドレッジ等、墓地を利用するデッキ相手にも効くのが強み。
対デルバーに特化している分コンボへのガードが若干低めですが、墓地利用相手にはこの限りではありません。
因みに《忍耐》が2枚あれば自分の墓地をループさせる事ができるので、コントロールミラー等で相手が《忍耐》を採用していなければ、ライブラリーアウトを狙う事も出来たりします。
クリーチャー不在でフィニッシャーが《不死の霊薬》だった青白コンを彷彿とさせますね。。。
サイドの方で目に留まったのは《無垢への回帰》と《魔力流出》の採用。
今のレガシーではモダホラ2で強化された《親和》が存在する為、それに対する強烈なメタカードとなります。
ヴィンテージやEDH以外でここまで強烈なファクト破壊が採用される辺り、《親和》等のファクトを利用するデッキの圧が強まってるのを感じますね。
全体的に見て、クリーチャーデッキへのガードを上げつつ、コンボ相手にも十分に戦えるデッキとなっております。
コントロールが好きな自分としては非常に惹かれますね…!
ゴルガリキャットオーブン(モダン)
《大釜の使い魔》と《魔女のかまど》を使ったコンボ、『キャットオーブン』。
スタンで禁止されたこのコンボですが、今回のモダホラ2の影響を受けモダン環境で帰ってきました。
Updated version. Thug seems good in theory as you can get the engine rolling early if you pitch it to a book, and it's nice that you can sac it to Oven and get back Asmos that were killed or dredged. Prob gonna try and do a short stream later tonight 👀 pic.twitter.com/j55j3ahReK
— Devon O'Donnell (@d00mwake) June 7, 2021
紹介するのはこちらの@QuiteDashingさんのリストです。
【デッキ紹介】モダホラ2参入後のMOリーグ5-0デッキ【モダン編】のホロウヴァインでも紹介した《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール》(以下アスモー)、《地獄料理書》、《貪るトロールの王》の食物パッケージが採用されています。
アスモーさんと《地獄料理書》が加入した事で、優秀な食物トークンの生成元 + 消費先が増え、序盤の強い動きが増えたのが大きいですね。
またリストの中で特に目に留まるのが《楕円競走の無謀者》の存在。
自分もカラデシュのリミテッドで使った記憶がありますが、まさか今のモダン環境で改めて見るとは思いませんでした。
アーティファクトが1つ自分のコントロール下で出ると墓地のこのカードを手札に回収できるのですが、食物トークンでも誘発するのがミソ。
なので《地獄料理書》でこのカードを捨てれば、その後出てきた食物トークンで直ぐに回収する事ができます。
いざという時は素直に4点クロックとしての運用も。4マナでタフ2とはいえ、除去したらすぐに回収されてまた出てくるのは相手からしたら厄介な事この上ないでしょう。
このデッキでの《ゴルガリの凶漢》は発掘で墓地を肥やすだけでなく、《魔女のかまど》で生贄にする事で墓地に行ってしまったアスモーさんを回収する役割も持っています。
《魔女のかまど》と《地獄料理書》のおかげで、戦場と手札どちらに居ても直ぐに墓地に行って仕事ができるのは良いですね!
【デッキ紹介】モダホラ2参入後のMOリーグ5-0デッキ【モダン編】のホロウヴァインもそうでしたが、新規のカードによって構築でほとんど見なかった様なカードが採用されるようになるのは実に良い事だな~と感じています。
上のキャットオーブンもまだ調整途中との事なので、今後新しいバージョンが出てくるのが楽しみですね…!
以上、個人的に「良い!」と思ったデッキの紹介でした。
この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。
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