【雑記】Chromebookを使ってみた感想【PC】

雑記

皆様おはこんばんにちは。

 

唐突な話ですが、今まで自分が使っていたPCが壊れました。

最初はyoutubeで動画を流していた時にフリーズしていたのですが、最終的に軽い動作をするだけでも落ちるようになってしまいました(白目

 

原因を調べてみたのですが、決定的な要因が見つからず…

今後原因を更に調査するにも、修理をするにも相当な時間がかかりそうだったので、急遽新しいパソコンを買う事にしました。

 

そこで色々と考えた結果、Chromebookを使うことに。

Chromebookは初めて使うので不安だったのですが、使ってみた所自分には非常にフィットしていることが分かりました。

ということで、この記事ではChromebookを使ってみての感想を書いていきたいと思います。

 

Chromebookを買った理由

Chromebookを買った理由なのですが、端的で言えば予算内で買える中で一番良さげに見えたからです。

 

今までPCは10万〜15万の範囲で良いものを買っていたのですが、今回は急だった事に加え他に色々と出費の予定があったため、予算は出せて2万前後でした。

皆さん御存知の通り、パソコンにおいて2万以下は低スペックで相当な中古品であることが多く、モノによっては見た目から既に動くかどうか怪しいものもあります(1万を切ると概ねジャンク品であることが多いです)。

 

もちろんリファビッシュ品(初期不良品や中古品を、製造元が改めて修理・整備して新調したもの)とかなら比較的安心できるのですが、自分が調べた際にはwindow製品では予算内で条件に見合うものが無く、どうしたものかな…と思っていました。

 

その時目が留まったのが、リファビッシュ品のChromebook(約19000円)

 

Chromebookは今まで使ってないこともあり、予算内とはいえ果たしてどうなのかという思いも。

ただ色々と調べてみて今の自分ならChromebookのネックな点が問題なさそうだなと思い、この度注文することにしました。

今回買ったChromebookのスペック

今回買ったのはASUSの『Chromebook Flip C214MA-GA0029』です。

 

簡単なスペックは以下の通り。

OS:Chrome OS
Microsoft Officeソフト:なし
CPU :Celeron N4020
メモリ容量 :4GB
表示機能 ディスプレイ:11.6インチ 1366×768ドット
記憶装置:eMMC 32GB
光学ドライブ:なし
通信 無線LAN:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac

これを見て「めっちゃ性能低っ!!」と思った方、その通りです。

 

まずCPUですが、搭載されているCeleron N4020はかなり性能の低いCPUで、CPUの性能の指標の一つであるPassmark CPU Markにおいてスコア2000を切ります。

Core i5-8265UやRyzen 5 3500Uのスコアが8000↑と考えると、どれだけ低いのかがよく分かりますね。

 

またストレージのeMMC 32GBも凄い所。

しかも内部システムだけで12GB使ってるので残りは約20GB、普通に使ったら間違いなく容量がパンクします。

 

メモリも4GBと、上2つよりかはインパクトは薄いですがお世辞にも高い数値とは言えない所。

また光学ドライブがないので、CDやDVDを入れることはできません(これはChromebook全体の特徴ですが…)。

 

しかしながらリファビッシュとはいえ、2万以下で買った事を顧みるとこのスペックはある意味妥当やもしれません。

 

Chromebookを使ってみた感想

使ってみて良かった所

googleアカウントがあればすぐに使える

PCが届いてからすぐに起動してみて、まず感じたのが初期設定が楽だったことです。

Windowsやmacは初めての起動時にはそこそこ設定することが多いですが、Chromebookはユーザー名とパスワードがgoogleアカウントに紐付いています。

その為、アカウントさえあれば直ぐに使用することが可能です(一応OSアップデートがある時もありますが、すぐに終了します)。

 

また個人的に良かったのが他のPCでChromeを使ってた際のブックマークを引き継いでくれること!

自分は頻繁にアクセスする箇所にChromeでブックマークをしていたのですが、これにより改めてブックマークをする手間が省けました。

 

起動が早い

またChromebookは非常に起動が早いことも自分が感じたメリットの一つです。

Chrome OSが導入されているChromebookでは、電源を入れてからパソコンが使えるようになるまで大体10秒くらいです。

またアプリの起動やGoogle Chromeを読み込むスピードも早いので、立ち上げからすぐにやりたいことができます。

 

思っていた以上に動画視聴や作業でストレスがない

上に書いた様にスペックとしては相当低いので、動画視聴をしたりブログの記事作成をするとめっちゃもっさりするんじゃないかという不安がありましたが、そんな事はありませんでした。

youtubeの画質を高くしても再生が止まったりカクついたりはせず、ブログの記事を書きながらでも支障がありません。

個人的にここら辺が一番重要だっただけに、ストレス無くできるというのが非常にありがたいところです。

 

Android アプリが使える

このChromebookですが、特徴の一つにアプリはGoogleプレイストアからインストールして使うというのがあります。

なので普段Androidでやっているゲームをインストールして、Chromebook上で遊ぶことも可能!

自分は結構Androidアプリでゲームをすることが多いので、これは非常に嬉しい機能でした。

※ただ残念なことに仕様などで一部使用できないアプリが存在するので、そこはお気をつけください。

 

個人でセキュリティ対策を導入する必要がない

Chromebookですが、構造上一般的なセキュリティソフトはインストールできない仕組みとなっています。

代わりに以下の様なセキュリティ対策が施されており、個人でセキュリティ対策を導入しなくても問題無い様になっています。

 

◆OSの自動更新

ChromebookはChrome OSの更新が自動で行われます。

windowsだとアップデートが重いので再起動が後回し気味になってしまうのですが、Chrome OSはアプデが軽いため早めに終わります。

またWebブラウザを通して使うChrome OSでは、バージョン遅れのアプリケーションを利用することがほぼ無いというのもメリット。

 

◆データの暗号化

ChromebookではキャッシュやCookieは端末内に保存されるのですが、ChromebookにはGoogleのセキュリティチップが搭載されており、データは全て暗号化されています。

 

◆サンドボックス化

Chromebookでは個々のウェブページとアプリケーションが「サンドボックス」と呼ばれる制限された環境で動作するように設定されています。

なので不意に悪意あるサイトやウイルスが仕込まれたサイトにアクセスしても、他のタブやアプリには影響がないとのこと。

 

しかし安いPCでもこういうセキュリティの仕組みがあるのは凄いですなぁ…

 

使ってみてネックに感じた点

さて、今までは良い所を書いてきましたが、ここからはネックに感じる点です。

人によっては結構致命的なものもあるので、Chromebookが気になっている方はここら辺が問題ないか、注意してください。

 

デスクトップアプリが使えない

恐らくこれが一番影響が大きいところだと思います。

当たり前ですがChromebookのOSはChrome OSなので、windowsやmacで動くデスクトップアプリの大半が使えません。

また上述の通りChromebookはアプリはGoogleプレイストアがインストールして使うことが前提なので、プレイストアに無いアプリはそもそもダウンロードすら難しいです。

 

ですのでPCを使う理由にデスクトップアプリが関連し、かつそれが理由の大きなウェイトを占める場合は、Chromebookを使うのは避けた方が賢明です。

 

高いCPU性能を必要とするゲームや動画制作には向いていない

先程、安くても思った以上に動いてストレスと感じないと書きましたが、それはあくまで動画視聴やブラウジングでの範囲に関してです。

スペックに書いてある通りCPUは高性能ではないので、高いCPU性能を要求するゲームはできません。(加えてSteamとかはChrome OSをサポートしていませんしね…)

 

また動画制作もCPUを要求するので、基本的にはChromebookには向いていません。

そもそもストレージが少なすぎるので、かつての私みたいにAviutlで動画を作っている様な方は素材だけで容量をオーバーする可能性があります(紙芝居形式動画やボイロ動画はまず作れません)。

 

なのでバリバリゲームをしたい、動画制作をしたいといった方は素直にwindowsの高スペックPCを購入しましょう。

 

Googleサービスの使用が前提にある

これは別段Chromebookに限った話ではないのですが、あるOSを使う際にそのOSの開発会社のサービスの使用をプッシュされることが多いです。

例えばウェブブラウザですとwindowsはedge、macはSafari、そしてChrome OSはGoogle Chromeですね。

 

ただwindowsやmacに比べると、ChromebookはよりGoogleのサービスを使う事が前提となってきます。

そもそも他のブラウザをインストールできませんし、Microsoft Officeも入れられないので、以下の様なGoogleサービスを使う必要が出てまいります。


ブラウザ…Google Chrome
メール … Gmail
表計算 … Googleスプレッドシート
ドキュメントの作成 …Googleドキュメント
スライドの作成 …Googleスライド
ファイルの保存 … Googleドライブ

自分は元々ChromeでGmailやスプレッドシートを使ってるので全く気にならなかったのですが、他のメールソフトやofficeソフトを使っている場合、ここは要注意です。

一方で私みたいな普段からGoogleのサービスを利用している方の場合、上記の件は気にならないどころか、他のOSの会社のサービスの使用をプッシュされることがないので、長所になり得るポイントでもあったりします。

 

OSの更新期間は機種毎に決まっている

先程長所の一つに「OSの自動更新」を挙げましたが、こちらは機種によって更新される期限が決まっています。

・期限に関して記載がある自動更新ポリシーのサイトはこちら

 

例えば私の今回買ったASUSのC214は、2026年6月まで更新される設定となっています。

基本的にどの機種も発売されてから十分長い期間使える様になってるのですが、機種によっては発売から年数が経っている影響で、中古で安く買っても更新まであと僅かということもあります。

ですので中古でChromebookを買う場合は、その機種のOS更新がどこまであるか気をつけてください。

 

まとめ

以上、Chromebookの使ってみての感想をメリットとデメリットに分けて紹介しました。

こう見るとメインPCとして使うには、現状かなり使い手を選ぶPCですね(セカンドPCとして選ぶならはかなり優秀だと思います)。

 

改めてChromebookが向いてる方と向いてない方をまとめると…

Chromebookが向いている方

◆普段PCは動画視聴やブラウジングなどにしか使っていない

◆アプリはGoogle プレイストアにあるアプリを多く使っている

◆Googleのサービスを普段から利用している

◆性能よりも安さを重視

 

Chromebookが向いていない方

◆PCで高CPUを要求されるゲームや動画作成をしている

◆アプリはwindowsデスクトップアプリを多く使っている

◆Googleのサービスを普段使用していない

 

…といった感じになると思います。

因みに私は前者に該当するタイプでしたので、このChromebookには相当満足しています。

この安さでこの性能なら次買い換えるときもChromebookにしたいな〜と思うくらいです。

ですのでもし興味がある方は、購入を視野に入れてみるのもいかがでしょうか?

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

この記事が読んでくださった方の一助になれば幸いです。

 

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